MacBookでもエントリーモデルとして位置付けられているMacBook Airの最新モデルがまもなく発売となります。エントリーモデルながらM2チップを搭載し、飛躍的に処理能力を向上させたM1チップ搭載モデルをさらに上回るとされています。ただ価格はM1チップ搭載モデルの発売当初の価格11万5,280円(税込)から16万4,800円(同)と大幅に値上がりしてしまいました。
値上がりしても魅力的
MacBook Airの値上げは円安の影響が大きいとされ、販売価格の上昇分に見合った性能の向上は期待できないのは事実です。しかしM2チップの性能向上により処理能力は進化しており、エントリーモデルを購入するユーザーにとって十分なスペックは確保されています。さらに一歩進んで高い処理能力の必要な作業でも超高速とは言わないまでも、最低限の作業効率は確保できると考えられます。
MacBook Airは持ち運び性能も重視されており、軽さの追求のためファンレスとなっています。そのため長時間負荷の高い作業をするケースではMacBook Proに比べて多少の処理能力の差が出てくるかもしれません。しかし、それでもエントリーモデルとして十分な性能は発揮できると考えられ、エントリーモデルとしてのMacBook Airの地位は揺るがないと考えられます。
最安構成で約5万円値上がりしたMacBook Airですが、エントリーモデルとしてギリギリの価格にはとどまっているのではないでしょうか。またMacBook Proほどの性能はいらないけど、M1チップ搭載MacBook Airでは少し不安というユーザー(例:そんなに頻繁ではないが動画編集もしたいユーザー)も取り込めるでしょう。M2チップ搭載のMacBook Airはスマッシュヒット商品になると予想します。