7月1日からiPhone大幅値上げ

Appleは7月1日からiPhone 13シリーズとiPhone 12、iPhone SEの日本での販売価格を改定しています。全ての機種で20%前後の値上げとなっており、昨今の円安を反映した値上げになっています。

iPhone 13

20万4,800円

7月1日に日付が変わったタイミングでAppleは日本でのiPhone販売価格を大幅に値上げしました。値上げ幅は18,400円から30,000円となっており日本の消費者にとっては厳しい値上げと言っていいでしょう。この値上げでiPhone Pro Max 512GBモデルの価格は20万4,800円となり、20万円の大台を突破しています。また最安モデルのiPhone 13 mini 128GBモデルが9万9,800円となっており、かろうじて10万円以下で買える唯一の機種になってしまいました。

値上げ前、後の価格を比較すると、同じ予算だと一つ下の容量モデルも買えなくなっています。また同じ容量で見ると、値上げ前にProモデルが買える予算でも値上げ後は無印モデルも買えない価格設定であり、ユーザーの選択肢を大幅に制限する値上げになってしまったことは確実です。今回の値上げの背景には円安があり、この為替水準が変わらない限りこの秋に発売になるiPhone 14を含めて元の価格水準に戻ることはないでしょう。

周辺機器も値上げ

iPhoneだけでなく、iPad、Apple Watch、周辺機器(AirPods、HomePod、Apple TVなど)も同じタイミングで値上げとなっています。人気の高いAirPodsシリーズも軒並み20%以上の値上げとなっており、Apple製品の割高感がさらに強まりそうです。かといってiPhoneやiPad、Apple WatchのユーザーにとってワイヤレスイヤホンはAirPods以外の選択肢は事実上なく、Appleファンにとって厳しい値上げになってしまいました。

Home Pod

なお一部販売店では現時点でも旧価格での販売が続いているところもあります。ただ旧価格での販売は在庫限りだと思われます。大幅な値上げとなったため、新旧価格差を利用して転売で稼ごうという人も出てきそうで、急いだほうがいいかもしれません。

更新情報を配信します