2023年、Appleは14.1インチのiPad Proを発表する。こんな噂が内部情報に詳しい人物の予測をもとに広がっています。しかし商品として14.1インチのiPad Proにそこまで大きな需要が見込めるのでしょうか。
12.9インチより巨大
14.1インチモデルの本体サイズは当然ながら12.9インチモデルより一回り大きくなります。12.9インチのiPadでも「デカイなー」と思うほどなのですが、これがさらに大きくなってしまうと、タブレット端末というよりちょっとしたPCのディスプレイのサイズ感です。重量もかなり重くなりそうで、持ち運びが容易というiPadの特徴はほぼなくなってしまうと言っていいでしょう。
さらに価格は最近の為替相場も加味すれば最低価格でも20万円近い設定になるでしょう。かなり限られた用途に特化したプロ機材としての需要はありそうですが、広く売れる製品にはならない気もします。そういうことを考え合わせると、本当に14.1インチのiPad Proが発売されるかには少し疑問が残ります。
価格が下がれば
仮に14.1インチのiPadがかなり低価格で販売されるようになれば用途はかなり広がりそうです。リビングに置いて家族で共有する情報、メディア端末として、Face Timeで話しながらゲームを協力してプレイするディスプレイとして、飲食店のメニュー表示・注文端末として、などこれまでのiPadでは画面が小さくて不便だった部分を補って、iPadの更なる発展に寄与しそうです。
ただ実際は14.1インチのiPadはかなりの高価格で販売されることになりそうで、映像、イラスト、写真、ARなどのクリエイターが使うプロ機材と位置付けられるでしょう。将来的に価格が下がり、気軽に買えるようになることを期待しつつ、来年の14.1インチiPad Proの発表を待ちたいと思います。