iPhoneのFace ID対応機種では表示領域の関係でバッテリー残量の%表示がなくなっていました。それがiOS 16では一部機種で復活するようです。
慣れの問題だが…
iPhone Xから採用されたノッチ(画面上部のセンサー部分)の影響でバッテリー残量を表示する領域が狭くなり、%表示がなくなっていました(iPhone SEやiPadでは引き続き表示されていました)。具体的な数字としてバッテリー残量がわからなくなるので、表示がなくなった時はかなり不評だったと記憶しています。その後、ユーザーは徐々に慣れて来ており、この表示に不満があるという人は少なくなっていたと思います。
しかしAppleはiOS 16で%表示を復活させるようです。9日未明にリリースされたiOS 16のベータ版ではバッテリーロゴの中に数字を表示することでバッテリー残量の%表示を復活させています。表示領域の狭さを力技で解決した形です。ただiPhone 12/13 miniではそれでも領域が不十分なため%表示は復活しません。またiPhone 11、iPhone XRは解像度の関係で%表示に非対応となっています。
私はiPhone SEを使っていて今回の%表示復活には関係のないユーザーなのですが、やはり%表示はあったほうが便利とは思います。iPhone Xを使っていたときはすぐに慣れたのですが、表示があれば「50%まで充電しよう」とか「75%あれば今日1日は充電しなくていいかな」とか「25%になったし、一旦充電するか」とか、具体的で何かとわかりやすいのも事実です。
バッテリー残量に行動を左右されるのは嫌なので、アバウトな表示にも良さもあるのですが、便利さで言えば%表示があったほうがいいのかもしれません。