Apple Watchの新しいモデル「Apple Watch Ultra」はバッテリー持続時間が36時間とされ、これまでのモデルの2倍となっています。この持続時間を支えているのが大きくなったケースに収納されている大容量バッテリーです。
1.76倍の容量
Apple Watchは小さなケース内にギリギリまでバッテリーが詰め込まれています。Apple Watch Series 7では1.19Whのバッテリーが搭載されており、これで18時間の使用が可能とされています。今回判明したSeries 8のバッテリー容量も1.19Whであり、同サイズのケースに同じ容量のバッテリーが搭載されていることがわかります。
一方、Apple Watch Ultraは大きなケースサイズが特徴であり、バッテリー搭載場所にも余裕が生まれています。大きなケースに大容量のバッテリーが搭載されると当初から予想されていましたが、今回、Apple Watch Ultraのバッテリー容量が2.09Whだと判明しています。これはSeries 8、Series 7比で1.76倍となっています。
この大容量バッテリーのおかげで36時間使用が可能になっているのは確かです。またwatchOS 8から搭載される低電力モードを使えば60時間の使用が可能となります。バッテリー持続時間は長時間にわたる競技やワークアウト、アクティビティなどのトラッキングの妨げとなっていたこともあり、Apple Watch Ultraは従来比で1.9倍の大容量バッテリーを搭載することでこの問題を一気に解決したといえます。