円高が進めばiPhone5seも安くなる?

最近の為替相場は非常に不安定な動きをしています。マイナス金利の導入で一気に122円台へと円安が進んだのですが、その後、再び116円台に戻しています。そして2月8日の夜の時点で流れは円高へと向いているようで、115円台も見えてきました。

このドル円相場はそのままApple製品の価格に反映されます。きになる新型の4インチiPhoneであるiPhone 5seの価格もこれから1ヶ月程度の為替相場の推移をもとに決定されることになります。

すでに噂では米国での販売価格は549ドルとなっています。これに発表日付近のドル円レートをかけて、日本での販売価格が決定されます。ここでは5通りのレートを想定して掛け算してみます。

1ドル125円 549ドル=68,925円 販売価格 68,800円
1ドル120円 549ドル=65,880円 販売価格 65,800円
1ドル115円 549ドル=63,135円 販売価格 62,800円
1ドル110円 549ドル=60,390円 販売価格 59,800円
1ドル105円 549ドル=57,645円 販売価格 57,800円

って感じになるのではないでしょうか。

現時点でiPhone 5s(16GB)が58,800円で販売されているので、これと同じ水準なら安いと感じることができそうでうす。そのためにはさらに円高になって1ドル105円くらいまで行ってもらう必要があります(ちなみにiPhone 5s発売当時の為替レートは1ドル98円でした)。

国内経済に円高はいい方向、悪い方向、双方に複雑に影響し合います。しかしAppleファンにとって円高は嬉しい傾向と言っていいでしょう。個人的にはiPhoneは49,800円〜くらいの価格設定が嬉しいです(iPhone 4sの頃の価格水準)。