遅れてきた円高、「ジェットブラック11月配送組」の逆転勝利はあるか?

iPhone 7iPhone 7 Plus発表後から円高が幾分進んでいます。27日午前中は1ドル=100円台で推移しており、100円割れの緊張感も漂っています。さて、そこで気になるのがiPhone 7、iPhone 7 Plusの値下げです。Appleは為替相場を比較的迅速に商品価格に反映するので、今後の変動次第では値下げもあり得る状況です。

発表時の円相場は102円

円相場

iPhone 7が発表され国内での販売価格が発表された9月7日時点での円相場は102円でした。Appleは独自の国内価格計算レートを用いて米国の販売価格から日本での価格を決定しますが、そのレートは約112円となっています。このまま円高が続けばこのレートが変更される可能性が出てきます。

円相場とiPhoneの価格

下段はAppleの国内価格計算レート

Appleは過去にも何度かiPhoneの価格を変更していますが、だいたい価格設定時のレートから10%ほどの変化した場合に改定してます。今回の例に当てはめると1ドルが90円台前半となれば、10%程度の値下げが実施されてもおかしくはありません。それほど急速にこの水準になるとは考えにくいですが、年末に向けて90円台というのもそれほど非現実的なものではないかもしれません。

購入前なら新価格、購入後14日以内なら差額返金

Apple製品の場合、値下げが実施されれば購入後14日以内のユーザーに限って返金が実施されます。また予約中に価格が変更された場合は新価格で請求が発生します。今の為替レートを考えると、すぐに値下げされる状況ではありませんが、ジェットブラックのiPhone 7 Plusは11月の納品となっています。このまま円高が続けば、もしかしたらジェットブラックを予約している人に納品される頃にはiPhone 7 Plusは少し安くなっているかもしれません

jetblack

僕はiPhone SEを発売日に購入できたため、値下げによる返金対象から外れた経験があります。発売日に手に入るのはすごく嬉しくて楽しいのですが、為替相場の変動次第では納品が遅れることで値下げの恩恵を受けられることもあります。もちろん、円安が進めば値上げとなるのですが…

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