iPad mini(初代)がApple Online Storeで販売停止になったことはあまりニュースにはなりませんでした。iPadシリーズの中で最も安いモデルとしてラインナップされていたのですが、先週、ひっそりと販売を終了しました。Retinaディスプレイ非搭載のためiPhoneや他のiPadと比べて画質の荒さに気づいてしまう欠点はありましたが、何よりも2万円台という価格が魅力的でした。
いまでも最新のiPad mini3と並行してiPad mini2も現役で販売されています。Touch ID搭載のiPad mini3と非搭載のiPad mini2で価格差が設けられていて、購入者は幅広い価格帯からモデルを選択できるようにはなっています。
現在販売されているiPadもiPhoneもRetinaディスプレイが標準となっており、iPad miniは時代遅れになっていたのかもしれません。iPad2が今でもOSのサポート対象となっているため、iPad miniもサポートは当面続くと思われますが、ひっそりと販売を終了したのは少し寂しいです。
ちなみに、どうしてもiPad mini(初代)が欲しいという人はAmazonや家電量販店の在庫、Apple Online Storeの整備済品を当たる必要があります。なお現在、整備済品のiPad mini 16GBは22,800円(税別)で販売されており、これがAppleが販売するタブレットの最安値となっています。
iPhone、iPadに限らず、今後のApple製品はRetinaディスプレイが標準装備となるのかもしれません。