iPhone 7/7 Plusは32GB、126GB、256GBモデルがラインナップされると予想されています。僕の使用実感からしても写真(カメラ)、SNS、音楽を普通に使っているだけで16GBでは窮屈な状態なのでこのストレージラインナップの変更は歓迎です。
Apple Musicハイレゾ化で32GBでも不安に?
単純に考えると、今の16GBのストレージが窮屈になっている人なら32GBモデルで十分という話になります。しかしAppleはApple Musicのハイレゾ化を計画しているとも言われています。イヤホンジャックの廃止もハイレゾ音源に対応するためとも言われており、9月7日のスペシャルイベントでApple Musicのハイレゾ対応が発表される可能性は大いに考えられます。
仮にApple Musicがハイレゾに対応すれば、音楽を存分に楽しみたい人は、32GBモデルでは容量不足に陥ると想定されます。ハイレゾ音源は非常にデータ量が多く、アルバム1枚分の楽曲を保存する場合で2GBの容量が必要になります。Apple Musicはストリーミング配信なので、保存容量は必要ないのですが、外出時にこれだけのデータ量をモバイル通信でダウンロードするのは非現実的です。よく聴く曲はiPhone本体への保存が必要になります。
その日に聴くであろうアルバム10枚をiPhoneに保存して出かければ、それだけで20GB分の空き容量が必要です。そうなれば16GBモデルで容量ギリギリという使い方をしていた人は容量不足に陥ります。余裕を持って使うなら128GBモデルの購入ということになりそうです。
実質的に128GBからが選択肢に
iPhone 7ではさらにカメラの性能が向上すると言われています。iPhone 6sからの4K動画の撮影に加え、iPhone 7 Plusへのデュアルレンズカメラの搭載は写真・動画の容量を今まで以上に大きくするでしょう。結果として現在の16GBモデルと同様、32GBモデルはiPhoneの基本機能(電話、メール、メッセージ、カメラ、SNS)しか使わない人向けのモデルになるのではないでしょうか。
基本的な使い方に加えて音楽、動画、アプリなどをiPhoneで楽しみたい人は128GBモデルからが現実的な選択肢になりそうです。iPhone 7/7 Plusはドル建ての価格も抑え気味になると予想さて、また円高で日本国内での販売価格も下がりそうです。それなら128GBモデルでもそれほど高額になることはないかもしれません。僕も価格次第ですが128GBモデルを検討しています。