いよいよ10月25日から日本でのApple Payが始まります。既に一部小売店ではApple Pay対応の表示が始まり、準備も着々と進んでいるようでうす。このApple Pay、iPhoneの機能として注目されていますが、実際に使うとすればApple Watchからの方が便利に使えるような気がします。
クックCEOもほとんどApple Watchから利用
先日来日したAppleのティム・クックCEOは日経新聞のインタビューに「Apple PayはほとんどApple Watchから利用している」と答えています。確かにポケットやカバンからiPhoneを取り出さなくても、手首のApple Watchを読み取り機にかざすだけで決済が終わるならその方が便利です。
Suicaで支払う場合は何も操作せずに決済端末にかざすだけで決済が完了します(これはiPhoneも同じ)。iDやQUICPayの場合はボタンをダブルクリックしてかざせばOKです。iPhoneのようにTouch IDで承認する必要はありません。操作面でもApple Watchの方が楽な気がします。
右手、左手問題は残る
Apple WatchでApple Payを利用する際、最も気になるのがApple Watchを右手につけるか、左手につけるか、です。コンビニや自動販売機での決済端末は、だいたい向かって左側に置かれています。このような左側に置かれた端末にかざす際には左手にApple Watchをつけていた方が便利です。
しかし駅の改札で読み取り装置は右側に設置されています。左手のApple Watchを右側の読み取り装置にかざすのは不自然な姿勢になってしまいます。右手につけていた方が、圧倒的にスムーズに改札を通過できます。Apple Watchを右手につけるか、左手につけるかはどこでよく使うかを考慮した上で選ぶべきかもしれません。
ちなみに僕は右手につけた場合、Apple Watchをいろんな場所にぶつけたり、こすったりする回数が増えたので改札での不便を承知で左手につけることにします。