10月下旬のOSアップデートでApple Watch Series2はSuica、QUICPay、iDに対応します。Apple Watchをかざすだけで鉄道や地下鉄の改札を通れ、自動販売機やコンビニで買い物ができ、ファストフード店やコーヒー店での支払いも可能になります。しかしそこできになるのが、Apple Watchをつける腕です。
右利きだと意識せずに左手に
Apple Watchの発売日以降、ほぼ毎日つけていますが、何も考えずにこれまでの腕時計と同様に左手につけていました。左手につけていることの不都合は普段は殆どありません。しかしApple Watchで飛行機に搭乗した時、その不便さを実感しました。
飛行機の搭乗口の改札機もそうですが、駅の自動改札や店舗のSuica読み取り装置は殆ど右手で操作するのを前提(左利きの人にも一定の配慮はありますが、あくまで配慮です)に作られています。そのため左手につけたApple Watchでこれらを利用するのは少し不便を感じるかもしれません。
飛行機の搭乗は僕の場合は多くても月に1度程度なのでそれほど気になりませんが、JRや地下鉄の改札は1日に何度も通ります。その度に不便を感じるのはスマートではありません。
Appleのビデオも右手に装着
Apple Watch Series2がSuicaに対応し、改札を通れるようになったことを説明するためAppleはビデを作っています。そのビデオ内で改札を通る人は右手にApple Watchをつけています。確かに左手のApple Watchを右側にある読み取り装置に、歩きながらかざすのは少し不自然です。改札を通るなら右手のApple Watchが便利です。
試しに半日右手にApple Watchをつけてみたのですが、違和感はあります。慣れればいい部分もあるのですが、どうしても、字を書く手、カバンを持つ手、傘を持つ手に少し重い時計がついているのは慣れるのに時間がかかるかもしれません。