iPhone Xとされる次世代iPhoneのプレミアムモデルは昨年のiPhone 7/7 Plusのジェットブラックに続いて極端な品薄になるとの観測が出ています。iPhone 7s/7s Plusの存在感があまりないだけに、当然といえば当然かもしれません。
ジェットブラックは数分で完売、すぐに2ヶ月待ち
昨年、iPhone 7の予約開始時、僕は当然ジェットブラック狙いでApple Online Storeへのアクセスを試みていました。しかし重くて繋がらず、予約開始から約20分後にようやくサイトにアクセスできるようになりました。しかしその時点でiPhone 7 Plusのジェットブラックモデルはすでに完売で出荷まで数週間待ちとなっていました。それから間もなく、ジェットブラックモデルの出荷は「11月」と表示されました。
次期iPhoneのプレミアムモデル(iPhone X)はこの品薄に匹敵するくらいの品薄になるらしいです。予約開始に合わせて注文するようなiPhoneファンは当然iPhone Xを狙ってくるはずで、品薄は当然といえば当然です。また既にiPhone 7/7 Plusを持っているユーザー(毎年iPhoneを買い換えるようなファン)がiPhone 7s/7s Plusに機種変する動機はあまりなく、これもiPhone Xに需要が集中する原因になるはずです。
Apple Storeも信用できない
昨年は数年ぶりにiPhoneの発売日にApple Store前に行列ができました。数年前までは発売前日から並べば希望のモデルが購入できたこともあり、予約で出遅れた時の最後の手段としてApple Storeに並ぶというのもアリでした。しかし昨年復活した行列では、iPhone 7 Plusの全てのカラーモデル、iPhone 7のジェットブラックモデルはApple Storeに入荷しませんでした。
発売日に特定のカラーモデルの一部容量が殆ど入荷しないことは過去にもあったのですが、iPhone 7 Plusが全ての色で入荷しないというようなことは過去にはありませんでした。もうApple Storeに頑張って並べば当日に希少モデルも手に入れられるという時代ではなくなっています。おそらく今年もそうなるでしょう。
iPhone X争奪戦は今週末の予約開始後の数分が最初で最後の山になりそうです。