本日8日午後1時よりauは夏の新製品、新サービスの発表会を実施します。話題の中心は夏モデルのスマートフォンのラインナップと対応するキャリアアグリケーションがどの程度の完成度なのか、という点です。
キャリアアグリケーションは一度に2つの周波数を使って通信するため、理論的には通信に2倍の電力を使います。結果的にバッテリーの持ちが悪くなると懸念されています。ただ漏れ伝わっている情報では、省電力対応チップを搭載することでその懸念を払拭するようです。
今日発表されるKDDIのCAスマホは省電力化されたRFチップを載せているので電池の心配はないらしい。
— 石川 温 (@iskw226) 2014, 5月 8
ただし、省電力チップで長時間の利用が可能とはいえキャリアアグリケーションなしに比べるとやはり電力消費は多くなってしまうでしょう。そのデメリットがどの程度なのか注目したいところです。
次期iPhoneがキャリアアグリケーションに対応していれば面白いのですが、対応にはこの電力消費の問題がネックになる可能性があります。今日発表されるキャリアアグリケーション対応スマートフォンのスペックで電力消費が思ったほど多くないなら、次期iPhoneに搭載される可能性も出てくる気がします。
あとの注目点はauが新料金プランにどこまで言及してくるか、データシェアプランの改訂はあるのか、WiMAX2+の料金体系がどうなるのか、など気になることも多いので、発表会はライブで見てみようと思います。