北海道の地方都市周辺部で使えるApple Payとは……

北海道の地方都市のさらに周辺部に引っ越してまもなく1ヶ月が経とうとしています。東京ではほぼ毎日使っていたApple Payですが、引っ越し後は利用頻度がかなり下がっています。田舎のApple Payの現状とは……。

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チェーン店は問題なし

普段買い物するドラッグストアコンビニスーパーではApple Payが使えます。と言っても、これまでのように駅からの帰り道、毎日買い物を少量して帰るという生活ではなく、車で行ってまとめ買いというケースが多くなり、買い物に行く回数が減っています。そのため必然的にApple Payを使う機会も少なくなります。また小さなスーパーやディスカウントショップでは現金のみ、電子マネーの一部が非対応というケースも多くあります。 

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交通系電子マネー、QUICPay+は利用不可

外食では、東京時代によく使っていたコーヒー店はこちらには殆どありません。ファストフード店ではApple Payが使えるケースが多いのですが、その絶対数が少なく、日々の生活の中に入り込んでいるという感じではありません。一度カレーチェーンでApple Payを使った時はエラーで決済が上手くいきませんでした(これは地方だからという理由ではなさそうですが)。また自動販売機もあまり設置されてないので、自販機でApple Payを使う機会は殆どありません。

交通機関では全く使わなくなった

日本のApple Payの最大の特徴は鉄道、バス、タクシーで利用可能という点でした。しかし鉄道のほとんど通っていない地域ではこの利点は全くありません。北海道では札幌周辺しか交通系電子マネーが使えず、路線バスもタクシーも当然のように電子マネーには対応していません。そもそも北海道は車での移動が中心なので公共交通機関を使うことも殆どありません

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また駅が生活の中心にないため、駅ビルでの買い物や外食コインロッカーシェアサイクルなど東京でApple Payを使う機会となっていた施設やサービスを使う機会がなくなりました。北海道の片田舎で東京の生活を思い出すと、かなり便利だったんだなーと懐かしくなります。大都市と同じくらいのモバイル決済社会がこの地域に来るのはいつになるのでしょうか。

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