watchOS 4.3で「iPhoneの音楽をコントロール」が復活したのはありがたい

今日公開されたwatchOS 4.3から再びApple WatchでiPhoneの音楽の操作(プレイリストやアルバムの選択、曲送り、戻し、一時停止、再開、音量上下)ができるようになったのはよかったです。この機能はもともとApple Watchでできたのですが、なぜかwatchOS 4でできなくなっていて、それが復活した形です。

Apple Watchがリモコンに

外出中、音楽を聴くときはヘッドフォンを使ってiPhoneでという人は多いと思います。そんな時Apple WatchをiPhoneのリモコンがわりにできるので非常に便利です。例えば満員電車に乗っている時、つり革につかまったままでも曲送りや音量の上下などを手首のApple Watchでできます。また移動中でも鞄や上着のポケットに入れたiPhoneを取り出さずに音楽の選択、再生、一時停止ができるのは本当に便利です。

なぜwatchOS 4でこの機能が廃止されたのか、疑問に思っていました。おそらく機能廃止への不満が多くAppleに届けられたのでしょう。watchOS 4.3でようやく復活してくれました。少し言い過ぎかもしれませんが、iPhoneで音楽をよく聴く人は、この機能はApple Watchを購入する一つの動機になり得ます。

HomePodのコントロールも可能

watchOS 4.3ではiPhoneだけでなく、HomePodでApple Watchから再生開始/終了、音量上下のコントロールが可能になっています。HomePod日本でも発売されれば、さらにApple Watchが便利に使える機会が増えることになりそうです。外で音楽を聴くときはiPhoneを、おリビングやオフィスで音楽を聴くときはHomePodをそれぞれApple Watchからコントロールできるのは便利でしょう。

HomePodはSiriでの操作も可能ですが、状況によってはApple Watchで操作できた方が良い時もありそうです。Apple Watchはヘルスケア・エクササイズ管理面での利便性向上で大きく売り上げを伸ばしていますが、それ以外の面でも便利さが向上すれば、今よりも更に販売台数が増えることになるでしょう。