Apple Developer Programを更新、アプリも作れないのに…

4月1日に期限が来るApple Developer Programを更新しました。1年ごとに開発者登録を更新し、登録料として11,800円+税を支払っています。アプリの開発と配信で収益を得ている人にとっては軽い出費かもしれませんが、アプリの開発をしていない僕にとっては大きすぎる出費です。

Apple Developer Program

なぜApple Developer Programに登録するか

一昔前までApple Developer Programに登録していれば最新のiOSのベータ版がダウンロードできました。そのため開発者ではないけれど、Apple Developer Programに登録してiOSの新機能をいち早く試すというAppleファンも多くいました。しかし現在ではベータテスターとして登録すれば無料でベータ版をダウンロードすることができます。もうこの目的で開発者登録している人はいないでしょう。

News App

ではなぜ僕はApple Developer Programに登録するのか。目的はAppleの「Newsアプリ」に記事を配信し、記事内に広告を掲載するためです。AppleがiOS 9に搭載した新機能「Newsアプリ」に記事を配信するのは登録さえ済ませれば誰でもできるのですが、その記事に広告を載せるのにはApple Developer Programへの登録が必要です。なので毎年11,800円を払っています。

登録料すら回収できない

しかしAppleのNewsアプリに記事を配信しても、なかなか広告収入にはつながりません。自分で広告営業して独自広告を掲載してもいい規約になっているのですが、そんなことは個人ではなかなかできません。なのでAppleが自動で配信する広告のみを掲載しています。しかしこれがかなりひどい状態で、10回記事が表示されて、ようやく1つ広告が掲載される、そんな感じです。

analytics

広告が1回掲載されるごとに0.3円から0.7円程度の収入が得られる(クリックされなくても)ので、それは悪くないのですが、掲載率が低すぎて記事配信から収入を得る事に繋がりません。結局、今年も開発者登録の費用の10分の1くらいしか回収できませんでした。まあそもそも配信している記事がそれほど魅力的でないという理由もあるかもしれませんが……。

配信開始当初はAppleからの報酬でApple製品を買えたら夢のようだ、と考えていたのですが。当分この夢は叶いそうにありません。

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