au LTEの150Mbps対応基地局が3300局に

auではiPhone(5, 5c, 5s), iPad(4th, Air, mini, mini Retina)でも利用できるLTEの高速化を進めています。理論上の下り最大150Mbps(Appleの端末は現時点では100Mbps)までに対応した基地局を増設している訳ですが、その数は3,300を超えています(11月23日時点の情報)。

ドコモが150Mbps対応基地局を年度末までに500程度に増加させるとしているのに対して、auは数では一歩リードしているとも言えます。しかし上記リンク先からもわかるようにauの基地局は主に「田舎」と呼ばれる地域です。三大都市の都心部を中心に150Mbpsエリアを整備しているドコモとは対照的です。

auの場合、東京23区内でようやく周辺の75Mbps整備が始まったところで、都心部が150Mbpsへと進むにはもう少し時間がかかりそうです。それ以外の地域では案外早く150Mbpsとはいわないものの112.5Mpsに対応するかもしれません。

ただ前述のように、残念なことにiPhone 5sでも機種の制限で下り最大100Mbpsまでしか出ません。100Mbpsと150Mbpsの違いはスピードテストでしか実感できないかもしれませんが、少なくともスピードテストで「すげー」って言うには2013年冬モデル以降のAndroid端末が必要です。

(注)上記基地局数3300の中には下り最大75Mbpsや112.5Mbps基地局と同時に付与されている免許も含まれています。なので3300全てで下り最大150Mbpsとなっている訳ではありません。ただ大半が112.5Mbpsの基地局との併設なので、iPhoneでは下り最大100Mbps基地局が3300程度あることには違いありません。

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