Appleはユーラシア経済委員会のデータベースにiPadOSで作動する5つのタブレットを登録したことが判明しています。このデータベースはApple製品の最新モデルが発表前に登録されることでも知られており、数カ月以内に新しいiPadが発表される可能性が高まりました。
9.7インチiPadの後継機種？
ユーラシア経済委員会の電子機器データベースにiPadOSで作動するタブレット端末がAppleによって登録されました。このデータベースは未発表のApple製品が発表前に登録されることが多く、多くのAppleファンが注目しているのですが、今回登録された製品はOSの情報などからiPadであることは確実で、未発表のiPadが数カ月以内に発表される可能性が高まっています。
登録された製品の番号が5つ（A2197、A2228、A2068、A2198、A2230）あり、大量の新モデルが登録されたように見えます。しかし実際はWi-Fiモデルとセルラーモデルで型番が異なるため（セルラーモデルは販売国で型番がさらに別れる可能性も）、今回登録されたiPadは1モデルと考えるのが妥当かもしれません。登録されたiPadは低価格モデルとして販売されている9.7インチiPadの後継機種の可能性が高いと各メディアは報じています。
複雑なラインナップ
現在、iPadは12.9インチiPad Pro、11インチiPad Pro、10.5インチiPad Air、9.7インチiPad、7.9インチiPad miniが販売されています。今年の春にiPad Airが復活し、iPad miniも廃止されなかったことでラインナップは複雑になってきたのですが、このうち9.7インチiPadの後継機種が今回データベースに登録されたiPadだと考えられています。
9.7インチiPadは37,800円（税別）から販売されており、iPadの裾野を広げる重要な使命を持っています。このiPadの新モデルはディスプレイサイズが拡大されて10.2インチになるとも予想されており、ますます魅力的な製品になるでしょう。iPadのユーザー層を拡大させるというエントリーモデルの役割をこれまで以上に果たしてくれるはずです。