Apple、クラウドデータ転送プロジェクト(Google、Microsoft、Facebook、Twitterが設立)に参加

iCloudGoogle Drive、MicrosoftのOneDriveなどのサービスが一般的になったことで、クラウド上にデータを保存し、必要に応じてインターネットを経由してダウンロードして使うことは日常的に行われるようになりました。ただサービスは提供企業ごとに分断されており、一度あるサービスを使い出すとなかなか他のサービスに乗り換えるのが難しいという欠点もあります。

シームレスにデータ転送

現時点であるクラウドサービスから他社のサービスに乗り換える場合、一旦、クラウド上にあるすべてのデータをダウンロードし再び他社のクラウドサービスにアップロードする必要があります。移行データが10GB、20GBくらいなら通信速度が速ければそれほど時間はかからないのですが、今やクラウド上には数百GB、多い人で数TBのデータが保存されていることも珍しくはありません。そのため他のサービスに乗り換えるのは困難(かなり面倒)になります。

この問題を解決するため、GoogleMicrosoftFacebookTwitterは互いのクラウドサービス上にあるデータをシームレスに転送するプロジェクトを発足させました。このプロ時ジェクトではユーザーがダウンロード、アップロードを経ずに、クラウド間でシームレスにデータをやり取りできることを目指しており、2018年以降、プロジェクト内で活発に開発作業が続いています

そして昨日、このプロジェクトにAppleも参加したと発表されました。Appleとしてもクラウドサービスのなかで、他のサービスへの転送サービスが使えない不便なサービスとの印象を持たれるのは困るのでしょう。iCloudユーザーとしてもこのような便利機能をiCloudでは使えないというのは嫌なので、Appleのプロジェクトへの参加は歓迎すべきことでしょう。

各社が提供するWebアプリはクラウド上のデータを使うものが多く、データ転送サービスの用途はクラウドサービスを乗り換える時だけではなさそうです。転送サービスの使い方次第では単なるデータの保存場所以上のメリットが出てきそうな気がします。