Appleは先日、2019年内にオープンする2つのApple Storeのロゴを公開しました。このロゴが何を意味するのかを予想することで出店場所を探ることができます。2つのロゴの謎解きに挑戦してみます(解けてませんが)。
東京の路線図
まず一つ目(上記右)はカラフルなラインで描かれたAppleのロゴ、色はAppleがよく使うレインボーカラーではあるのですが、よく見るとそれぞれに意味があるように見えます。そして比べてみると東京の地下鉄の路線図に似てるように見えます。特に色の使い方は酷似しており、それぞれのラインが円環のように閉じてAppleのロゴを形作っているのも、皇居を取り囲むように走る路線を表現していそうです。
またAppleは丸の内に新しい店舗を建設中と報じられており、地下鉄路線が多数乗り入れるこのエリアへの出店と合致します。昨年発表されたロゴ(実際はApple 渋谷のロゴでした)も地下鉄の路線を表現していると予想したのですが、今回の方がピッタリくる感じです。ちなみにApple 渋谷のロゴは「循環や再生を想起させるメビウスの輪」のようなデザインであり、リニューアルを表現していたと思われます(実際、色合いは途中で変更され、地下鉄カラーではなくなっていました)。
2つ目のロゴの謎
もう一つ、順番的には2店目のロゴとして発表されたのが、夕陽をブラインド越しに眺めた景色をAppleのロゴに落とし込んだ感じのイラストです。順当に考えればラゾーナ川崎の新店舗かApple 福岡天神が移転してできる新店舗のロゴなのですが、どちらもピタッとハマる感じではありません。
ラゾーナ川崎に出店されると予想される店舗のロゴはおそらくApple 京都がオープンした時に発表された上のロゴです。ラゾーナの象徴でもある中央の広場の石畳をデザインしたのではないかと予想しましたが、このイラストが夕陽のロゴに変更されたのでしょうか。ロゴ変更の意図もこのデザインがラゾーナの何を表現しているかも想像がつきません。
— if New AppleStore FukuokaTenjin (@fukuoka_apple) April 19, 2019
またApple 福岡天神の移転先の店舗のロゴだとしても、このデザインになった経緯が想像できません。さらに工事の進捗からして2019年内のオープンは微妙なところというのも事実です(年末オープンは不可能ではなさそうですが)。
未知の出店場所
この夕陽のロゴが示す店舗は実はこれまで噂になったことのない場所という可能性もあります。ロゴは南国リゾート地の夕陽のような色合いなので、沖縄への出店なんてのも可能性はあるでしょう。沖縄を訪れる観光客は1,000万人に肉薄しており、海外からも300万人が訪れる場所になっています。地元の沖縄県民、観光客、それと軍関係者への製品販売、修理といった需要もあるでしょう。沖縄だと面白いApple Storeになるのではと期待してしまいます。
あとは広島(宮島の夕陽)なんてのも可能性がありそうです。そもそも中国地方に一つもApple Storeがない状態が不自然であり、大都市である広島に地域で最初の店舗が出店されるのは全く不自然ではありません。東京やその近郊だけでなく地方都市へもApple Store出店が広がって欲しいとずっと思っているだけに、このロゴが未知のApple Storeであって欲しいとは思います。