iCloud有料プランはAppleに囚われる第一歩

auがiCloudの200GBプランを2カ月無料とするキャンペーンを始めました。iPhoneユーザーでiCloudの容量が少なくて困っている人だと気軽に申し込んでしまいそうですが、そこには見えない注意点もあります。

iCloud

確かにiCloudは便利だが

iPhoneで撮影した写真、動画は日々保存数が増えていきます。それ以外にもiPhoneやiPadのバックアップ、アプリのデータ、メール、Macで作成した書類などどんどんiCloudに保存されるデータが増大していきます。多くのデータをiCloudに保存すればiPad、MacBook、iPhoneでそれらデータをシームレスで活用できて非常に便利になります。また大切なデータのバックアップ手段としてもiCloudは便利に使えます。

icloud

しかしこの便利さが落とし穴になります。一度iCloudにデータを保存し始めると、iCloudなしでApple製品を使うのが不便に感じてしまいます。またiPhoneでiCloudを使っていれば連携の便利さからMacBook、iPadとApple製品を揃えることになります。2カ月だけと気い気持ちでiCloudの200GBプランを使い出すと、もうAppleから逃げられなくなる危険性があります。

値下げ、もしくは小刻みな設定を

僕もiCloudの200GBプランを使っています。月々400円は高くはないですが、もう少し安いほうが使いやすいと感じます。キャンペーンで会員数を増やすのもいいのですが、ぜひAppleにはiCloudの料金を引き下げる方向に進んで欲しいと思っています。

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また200GBの次のプランが2TB(月1,300円)しか用意されていません。この間が大きすぎます。200GBと2TBのプランの間にあと2つくらいプランがあればいいと思います。あと数年もすれば僕のiCloudの容量が200GBを超えると思うのですが、次のプランが月額1,300円なら容量を節約して使うでしょう。節約を意識してクラウドサービスを使うのは避けたいところです。

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