先日、AppleはマップアプリのLook Around対応地域に高松市、広島市、福岡市の一部を追加しました。対応地域は広がりつつあるのですが、現時点で対応が見込まれているのは金沢市と仙台市のみになっています。
人口上位都市は札幌を除きカバー
Apple版のストリートビューとも言われるLook Aroundは大都市から対応が始まりました。先日、広島市が対応地域に追加されたことで都市人口ランキング上位10位以内の都市は全てカバーされることとなりました。また3大都市圏と言われる首都圏、中京圏、近畿圏では都市（自治体）の規模に関わらず多くの地域でLook Aroundが使えるようになっています。
さらに仙台市と金沢市でもデータ収集が実施されたことが確認されており、これら地域でもそれほど遠くない時期にLook Aroundが使えるようになるでしょう。ただこれ以外の都市での情報収集は実施されておらず、仙台と金沢が対応したのちにLook Aroundの地域拡大はひと段落となる可能性が高そうです。
また今から情報収集するとしても、未対応都市で最も規模の大きな札幌は積雪が多く、春までは情報収集が難しいはずで、積雪の多い地域では来年後半以降の対応となるのは確実でしょう。Googleのストリートビューは圧倒的なカバー範囲を誇っているのですが、これに追いつくにはやはり時間がかかるということでしょう。