Appleは「探す」アプリをサードパーティーにも開放し、他社製の紛失防止タグ、電動自転車、ワイヤレスイヤホンの3つの製品を発表しました。中でも電動自転車は紛失防止機能と相性が良さそうで面白い製品だとは思ったのですが、販売価格は25万円となかなかの設定です。
盗難保証サービスも
「探す」アプリがサードパーティにも開放されたことで、多種多様な製品の発表に期待が集まっています。現時点で対応製品は3つしかないのですが、そのうち「探す」アプリ対応の電動自転車には可能性を感じます。ただ価格設定は強気です。
一般的な電動自転車が10万円程度で購入できることを考えると「探す」アプリ対応のVanMoof X3（S3）の販売価格25万円はどうしても高く感じてしまいます。それでも多くの注文が入っているようで、現在6週〜8週（S3）、17週〜19週（X3）とかなり待たなければ購入できないほどの人気になっています。
逆に考えると25万円の自転車だからこそ「探す」アプリに対応したのかもしれません。ちなみに34,000円（3年間）で盗難された場合、専門のスタッフ（Bike Hunter）が自転車を探し出すサービスも追加できます（発見できなければ発見できなければ新しい自転車が届きます）。このサービスも「探す」アプリを活用し、発見の可能性を高めていると考えられます。