Appleが製造、販売する紛失防止タグ「AirTag」はすでに多くのユーザーが使用していますが、ホルダーを含めた価格が少し高いというデメリットがあります。そのデメリットを解消してくれそうな製品が日本からも注文できるようになっています。
CHIPOLO ONE SPOT
紛失防止タグを販売してきたCHIPOLOから「探す」アプリ対応専用の紛失防止タグ「CHIPOLO ONE SPOT」が発売となっています。この製品はAppleが「探す」アプリに対応するサードパーティによる製品として例示したものでもあります。CHIPOLO ONE SPOTの最大の特徴は製品自体に穴が空いており、AirTagのようにホルダーがなくても鍵や鞄などに取り付けられることでしょう。
製品価格はAirTagと同水準となっており、1つ30ユーロ(約3,900円)、4つなら100ユーロ(13,000円)とホルダー価格を考えるとCHIPOLO ONE SPOTの方がAirTagよりも購入費用は安く抑えられそうです(為替手数料を考えると微妙ですが)。ちなみに現在日本からCHIPOLO ONE SPOTを購入するには公式通販サイトからの注文となるのですが、この場合50ユーロ以上の注文で送料が無料となります。
おそらく探すアプリとの連携はAirTagと同等でしょう。世界中に多数いるiPhoneユーザーの助けを得てタグのついた紛失物を探すこともできます。また紛失時に慣らす音は120dBと説明されており、AirTagの控えめな音よりかなり大きなものになるようです。色はブラックのみですが、AirTagがホワイトのみなので、色の好みによってCHIPOLO ONE SPOTとAirTagを使い分けるのもいいかもしれません。