iPhone 12が5G(第5世代移動通信システム)に対応したことで、都市部を中心に5Gエリアの整備が進められています。しかし地方都市、さらにその周辺部分はずっと取り残されたままとなっています。とはいえ徐々に整備は進んでいくようです。
sub6エリアが拡充
auが5Gのエリアを最初に発表した時、北海道は2カ所(共に更別村)がエリア化されるのみでした。その2カ所も一方は個人所有の農場だったりで、一般のユーザーが使うことを想定したものではありませんでした。北海道はごく一部を除いて5Gの超高速、低遅延、大量接続のメリットを活かせる場所がないのも事実で、5Gのエリアが広がることにあまり期待はしていませんでした。
それでもauは「夏以降の予定」として一定のエリア拡充を行う予定のようです(上記エリアマップ)。私の住む十勝地方では中心都市である帯広で5G(sub6)のエリアが整備され、駅周辺ではミリ波対応の基地局も設置されます。また周辺の町村でも市街地で5G化が実施される予定となっており、さらに4G通信の周波数帯を使った5Gも広い範囲で使えるようになるようです。私の住む地域で5G化がようやく進むと期待しています。
「夏以降」が具体的にいつを指しているのか全く不明なのですが、このエリアが完成すれば、地方都市とその周辺部でも5G通信のメリットを受けられるようになり、より快適な通信環境の下で、都市部にはなかった利用方法が出てくるのではないかと期待します。ちなみに帯広市などはドコモ、ソフトバンクは既に5Gのエリア化が進んでいます。