Apple、マップアプリ用の画像収集エリアを拡大(群馬、岡山、熊本を追加)

Appleはマップアプリの改善(主にLook Aroundの追加)のため、自動車や徒歩で街並みの画像情報を収集しています。その情報収集エリアが2月から拡大し、新たに群馬、岡山、熊本で始まることが判明しています。

2月1日から

昨年11月から休止していたAppleの画像収集作業は2022年2月から再開されます。既にLook Aroundに対応している地域の周辺部に加えて、新たに群馬、岡山、熊本でも画像情報が収集され、これら地域では将来的にLook Aroundが使えるようになると考えられます。Look AroundはGoogleマップのストリートビューとよく比較されるのですが、Look Aroundの方が画像が鮮明で、移動がスムーズと評価されています。

しかし対応エリアはストリートビューの方が先行しており、Appleは世界各国で対応エリアの拡大を急いでいます。日本でもゆっくりですが、Look Aroundの対応エリアは拡大しており、今回の画像収集エリアの拡大でさらに対応エリアが広がる可能性が高そうです。

ただ昨年からずっと画像収集作業が続けられてきた新潟市、静岡市、札幌市は依然としてLook Aroundが使えない状態が続いています。収集した画像情報を合成してMapアプリに反映させるのには少し時間がかかるのかもしれません。まあゆっくり対応エリア拡大を待つしかないとは思いますが、Appleファンとしてはぜひストリートビューよりも使える機能になってもらいたいと思っています。