Appleは昨日、突然Apple Musicにカラオケ機能”Apple Music Sing”を追加すると発表しました。今日公開されたiOS 16.2の最終ベータ版にこの機能が追加されており、数週間以内には一般公開されると予想されています。ただiOS/iPadOS/tvOS 16.2をインストールしてもApple Music Singが使えない機種もあるようです。
Apple TVは最新機種のみ
Appleが発表したカラオケ機能”Apple Music Sing“はカラオケ用の楽曲を配信するのではなく、通常の楽曲のボーカル部分をAIで判別して音量をコントロールする仕組みになっています。また歌詞を楽曲の進行と同時にリアルタイムで表示していく機能もあるため、機種側に一定の処理能力が必要となります。
現時点でApple Music Singに対応すると確認されているのは
・iPhone 11以降のモデル
・iPhone SE (第3世代)
・iPad Pro (M1、M2モデル)
・iPad Air (第4世代以降)
・iPad mini (第6世代)
・iPad (第9世代以降)
・Apple TV 4K (第3世代)
であり、ここ数年内に発売されたモデルに限定されます。ちなみに上記モデルでもベータ版ではうまく作動しないケースもあり、また正式版では上記モデル以外でも作動する可能性はあります。しかし発売から何年も経った処理能力の低い機種は対応しない可能性が高そうです。
またリビングのテレビでカラオケを楽しみたいと考えているなら注意が必要です。Apple TVについては、最新のApple TV 4Kが必要になります。これはAppleもプレスリリースに記載しており、大画面のテレビでカラオケをと考えるなら2022年発売のApple TV 4Kが必要になります。