MacBook Pro 13インチ（非Retina）モデルが米国のいくつかのApple Storeから徹去されたと話題になっています。MacBookの中でもRetinaディスプレイを搭載せず、少し時代遅れだった13インチモデルがいよいよ販売停止になり、新しいモデルが登場する前兆なのではないかと想像されています。（Apple Pulling the non-Retina MacBook Pro from Retail Stores）
Apple Online Storeでは販売継続
MacBook Proに限らずApple製品の場合、新モデルが登場する前には直営店などで在庫がなくなり始めます。今回の展示終了も新モデル登場の前兆ではないかという推測もあります。しかし米国のApple Online Storeでは依然として同モデルの販売が継続しています。
また日本のOnline Storeでも販売は継続されており、13インチ非Retinamモデルが販売中止になる前兆という雰囲気ではありません。では、この展示終了を同解釈すればいいのでしょうか。
新しいMacBook Proのための展示スペース確保のため？
MacBook Proに新モデルが登場するという前提で考えれば、近々MacBook Proに新モデルが登場し、その展示スペースを確保するための直営店での展示終了である可能性は考えられます。
旧モデルも普及価版として販売が継続されるとすれば、展示スペースが足りなくなり、必然的に古いモデルである13インチ（非Retina）モデルが押し出されたのでしょう。確かにMacBook Proはまもなく新モデルが発表されるという噂はあります。今回の展示終了が、その前兆である可能性はあります。
いずれ販売停止になる運命
MacBook Pro 13インチ（非Retina）モデルが米国のいくつかのApple Storeで展示を終了しているのは、自然な流れではあります。すでに最後の更新から4年が経過し、このモデルが徐々に時代遅れになりつつあることは否めません。MacBook Proの低価格モデルとして、教育機関向けの普及モデルとして存続するかもしれませんが、このモデルが一線を退くことに違和感はありません。
上の写真のようにAppleの公式サイトでも仕様紹介ページでは「その他モデル」で別掲という扱いになっています。今後、MacBook、MacBook Air、MacBook Proの製品ラインは再構築されると考えられますが、この再構築を通してそれほど遠くない将来、MacBook Pro 13インチ（非Retina）モデルは姿を消していくと思われます。