iPhone 7の256GBモデル、この容量の用途は?

iPhone 7iPhone 7 Plusから256GBモデルが追加されました。容量が大きければ保存できるアプリ、写真、音楽、動画も増えますが、もちろん価格も上がってしまいます。できれば安いモデルを買いたいのですが、どんな使い方をすれば256GBの容量が必要となるのでしょうか。

写真、音楽、動画

iPhoneの容量不足の一番の原因が写真です。カメラの性能も良くなり、パチパチたくさんの写真を撮影すると容量を多く使っていまします。iPhone 7で撮影する写真は1枚で2.5MB程度で、1万枚を本体に保存したとして25GBです。iPhoneで1日十枚写真を撮っても、1万枚撮影するには3年近くかかります。

次に動画ですが、これは容量を消費します。iPhone 6sからは4K画質の撮影に対応しており、これで撮影した場合1分で350MBの容量を使用します。iPhone内に3時間分の4K動画を保存すれば63GBも容量を使います。

そして音楽、これもiPhoneで頻繁に音楽を聴いている人は容量に気を使う必要があります。iTunesで70分のアルバムをダウンロードした場合、その容量は一般的な音質で70MB必要です。これを1,000枚iPhoneに保存するとして必要な容量は約70GBとなります。

写真1万枚4K動画3時間音楽アルバム1,000枚をiPhone内に保存した場合、158GBの容量が必要となります。

アプリも大量に保存

iPhoneアプリには一つで1GBの容量になるアプリも多数あり、容量の小さなiPhoneにインストールするのは難しい場合があります。256GBモデルなら、そんなアプリもどんどんダウンロードできるでしょう。1GBクラスのアプリを30個通常の200MBクラスのアプリを100個インストールすれば、50GBの容量となります。

アプリで使う50GBに上記コンテンツの容量を足すと208GBとなります。あとはOSが使う容量やアプリが使うキャッシュの容量として残しておくとして、このくらいが256GBモデルの容量の用途になるのではないでしょうか。しかし写真も動画も音楽もアプリも、かなり頻繁に使う人がこのくらい容量を使うという水準です。アプリも写真も音楽も動画もどれもiPhoneでかなり頻繁に使う人でやっと256GBがいっぱいになる計算ではないでしょうか。

ちなみに写真や動画はiCloud フォトライブラリ、音楽はApple MusiciTunes Matchを使えば本体に保存する容量をかなり節約できます