iPhone6のVoLTE、日本ではいつから使えるようになるのか?

本日未明に発表されたiPhone 6/6Plusですが、期待されていたVoLTEにも対応し、通信機能には現時点で十分なものと思われます。ただVoLTEの一次対応キャリアに国内キャリアは含まれていませんでした。

発売時からVoLTEに対応するキャリアはアメリカ、韓国、香港、シンガポールのキャリアであり、Appleは「これから対応キャリアは増える」としていますが、どのように増えていくのでしょうか。

そのヒントとなる記事がケータイWatchに掲載されています(「iPhone 6/6 Plus」、ドコモはVoLTE、auとソフトバンクはTD-LTE対応)。

ドコモは発売時にVoLTEには非対応なものの「時期は未定だが、アップルと協力しながら対応を進めたい」として積極的に対応していく方針のようです。Appleとの協力というのは主にOSのアップデートなどでのソフトウェア更新作業を指すと思われ、今後のiOSのアップデートでドコモはVoLTEに対応していくと考えられます。

ただ、なぜ発売時から対応できなかったのかは疑問ではあります。もしかしたら国内特有の事情があったのかもしれません。

そしてauは社長の発言で年内にVoLTE開始が明言されており、このスケジュールで動いています。この開始時に合わせてiPhone 6/6Plusのアップデートを行うのかもしれません。ただコメントはあくまで「iPhone 6/6Plusで利用できるかは未定」であり、流動的です。

常識的に考えればアップデートで利用できるなら、アップデートが行われるはずです。Band41との兼ね合いもあるでしょうが、年内、もしくは年度内といったスパンで対応可能なのではないかと予想します。

最後にソフトバンクですが、ソフトバンクが一番曖昧な状態です。VoLTE自体は「12月以降に発売されるAQUOS CRYSTAL Xが発売時から利用できる」とアナウンスしています。しかし具体的な予定などは判明していません。結果として記事内では「VoLTEサービス開始を含めて未定」と非常に消極的な描かれ方をしています。

ソフトバンクについてはVoLTEへの動きがそれほど活発な感じじゃないとも言われています。どうなのでしょうか。もしかしたらiPhone 6/6PlusじゃなくてiPhone 6s/6s Plusで対応するのかもしれません。

ひとまずiPhone 6/6PlusがVoLTEに対応したのは良かったのですが、国内キャリアの対応が未だ不透明で、手放しでは喜べない状態です。今後、iPhone 6/6Plusは予約開始、発売に向けて激しい宣伝合戦に突入します。その宣伝合戦の中でVoLTEの開始時期についても言及があるでしょう。そこに期待します。

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