iPhoneの表示全体を黒主体にする「ダークモード」は常に期待される機能です。昨年の今頃、iPhone 7にピアノブラックが追加されるという噂とともに、iOS 10にダークモードが搭載されるかもとの噂も流れました。ピアノブラックのiPhoneはジェットブラックとして実現したのですが、ダークモードは現時点でOSがサポートする機能にはなっていません。
ジェットブラックとダークモードはカッコいい
昨年、ピアノブラックのiPhoneが出ると噂になった時、そのiPhoneのディスプレイをダークモードに設定した想像図が出回りました。なかなかカッコいい想像図で、それを見て僕も新色の黒を購入しようと思いました(品薄に負けて諦めましたが)。しかしダークモードはiOS 10には搭載されず、ユーザーの期待感を置き去りにした状態です。
iOS 10.3で再びダークモードの噂が浮上したのですが、噂の正体はApple Watchのシアターモードでした。ダークモードへの期待は次のiOS 11に持ち越しとなっています。ちなみに今でもiOSの公式Twitterアプリではダークモード表示が可能になっており、落ち着いた感じがいい感じです。僕はずっとダークモードに設定しています。
ファンの期待もダークモードに集中
アメリカのApple関連の情報メディア「9to5Mac」はiOS 11の新機能として何に期待するかのアンケートを実施しています。現時点でファンが期待する機能のトップはやはり「ダークモード」です。Twitterアプリで実感しているのですが、暗い場所で使うダークモードの方が目に優しい(眩しくない)と感じることが多いです。これがAppleの標準アプリ(さらには多くのサードパーティーアプリ)にも採用されれば、夜に使うときの負担軽減につながるはずです。
なおアンケートではダークモードが21.7%の支持(期待)を集めてトップ、2位はSiriの改善(14.7%)、3位はiPadの機能強化(11.4%)となっています。期待する人の割合もダークモードが頭一つ抜けていると言っていいでしょう。
とは言え、現時点でiOS 11の新機能に関する具体的な情報はありません。iOSの新機能は例年6月開催のWWDCで詳細が発表されるのですが、それを前に5月に入った頃から少しずつ情報が出てくる感じです。もう少しすればiOS 11の噂が多くなってくるでしょう。