Apple Watch Series 3を購入してから昨日まで毎日Apple Watchをつけて生活しています。ただ単独で利用する機会はまだあまりなく、試しにLTE通信を使ったり、せっかくだしiPhoneを置いて出かけようと意識的に単独で利用する程度です。そんな使い方だと10日の通信量は6.3MBであり、まだLTEをあまり使いきれていません。
Siriや通知が通信量の中心
6.3MBの通信のうち「システムサービス」が4.3MBを占めており、ほとんどの部分がここで使われています。アプリではマップアプリである程度の通信量が発生していますが、それもApple Watch単独でどんな使い方ができるかを試しに使ったためであり、現時点で通信量が多く発生するアプリはあまりありません。
システムサービス内では「Siri」や「プッシュ通知」が大きな割合を占めていますが、「一般」、「Apple IDサービス」といった部分でも一定量の通信があり、ユーザーが実際に使っている感覚よりも多い通信があるようです。とはいえそれほど多くの通信量ではありません。Apple WatchのLTEはキャリアによって月額料金は違いますが、この通信量だと350円/月くらいが妥当かなぁという気もします。
Apple Music対応で通信量増へ
現在、Apple Watch Series 3単独で音楽アプリを利用する場合はApple Watch内に保存された曲しか聴けません。これがwatchOS 4.1（10月下旬リリース予定）からiPhoneなどと同じくApple Musicの4000万曲のライブラリにアクセスできるようになります。Apple Watchだけを持ち出して散歩やジョギングをしていても、Apple Musicが楽しめるのは最高でしょう。しかしこれは結構な通信量になりそうです。
Apple WatchでApple Musicを使うときの音質はまだ詳細はわかりませんが、iPhoneと同じ音質なら1時間ほど使えば60MB程度の通信量となります。Apple Musicは利用頻度の高いサービスであり、これがApple Watch単独で利用できるようになれば便利になる反面、通信量は増えていくでしょう。