昨日、Appleはアメリカ、イギリス、オーストラリアでHomePodを1月26日に予約を開始し、2月9日に発売すると発表しました。この3カ国で先行販売されることは事前に予告されていましたが、Appleはドイツ、フランスでも「春」にHomePodの販売を開始すると発表しました。
二次販売国にも日本は入らず
HomePodはSiriの聞き取り性能が製品の完成度を左右するため、まずはSiriが得意な英語圏での発売になったと考えられています。そして一時販売国での発売から少し遅れて日本語のチューニングを済ませて、HomePodの国内販売になると予想する人が多かった気がします。ただ今回、ドイツとフランスで「春」に発売されると発表されたことで、日本での発売は「夏」以降になる可能性が高まっています。
今回、春までにHomePodが発売されるアメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツにカナダと日本を加えた7カ国は、少し前までiPhoneの先行販売国でもありました。これらの国はAppleが重視する市場であり、そこで日本がHomePod販売から取り残されているのは非常に気になるところです。
ちなみに日本語は上記5カ国で主に話される言語とは根本的に構造が異なり、Siriの細かい対応が難しいのかもしれません。その課題が解決できるまでどのくらいの時間が必要なのかは不明で、日本でのHomePod発売日は本当に未定なのかもしれません。ちなみにカナダは英語とフランス語が公用語なので、双方を1台のHomePodで同時に対応させることに技術的な問題がある可能性はあります。