ドコモがついにMNP転入超過に MVNOの拡大も貢献か?

ドコモは29日に2016年第3四半期の決算を発表しました。業績は数年前までの低迷期から完全に脱したと言っていい水準になっています。また契約数も順調に拡大するようにっており、念願のMNPの転入超過も第3四半期という区切りでは達成したようです。

累計(4月〜12月)で見ればまだMNPは3万契約の流出超過となっていますが、もしかしたら3月末までの通期でプラスという嘘のような話にも現実味が出てきています。

そもそもMNPは契約数の多い企業にとってマイナスが常態になります(各社契約数の一定割合がMNPで流出すれば、最も契約数の多い企業は必ず流出超過になります)。それがプラスに転換するということは、よほどの理由があることになります。

やはり最大の理由はMVNOの存在でしょう。他社から「安さ」を求めてドコモ回線のMVNOに大量の契約者が移動していることが伺えます。SIMフリーのスマートフォンも普及してきて、MNPで格安のMVNOへと契約を変更する事例が増えたのかもしれません。こうした事業の好調さもあって、最近は加藤社長もノリノリな感じが出てきています。

ちなみにMNPでのドコモへの追い風は当面続くでしょう。3月下旬以降、auやソフトバンクで販売されたiPhone6s/6s PlusのSIMロック解除が始まります。そうなればさらにドコモ回線のMVNOにMNPするユーザーが増える可能性があります。今後の動向には要注目です。

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