着実さがらしくない、ソフトバンクのプラチナLTE整備

ソフトバンクのプラチナLTE(iPhone 5s/c、iPhone 6/6 Plusに対応)の整備がようやく本格的に始まったようです。基地局の免許情報では前回好評より約600箇所増加となる1,660箇所で免許を取得しており、地方都市の周辺部(さらにその外側?)で整備が始まっています。既存利用者の問題もあって整備が周辺部になるのは致し方ないですが、ようやく本格的に始まっています。

整備ペースは着実という言葉がぴったりです。だいたい月に数百程度の増加です。急激ではないものの確実に増えています。1,660箇所ではまだまだそれほど広大なエリアを構築している状況ではありませんが、千里の道も一歩からです。

春頃には2.1GHzのLTEとプラチナバンドのLTEを足したエリアが目に見える形で広がっているのではないでしょうか。ソフトバンクにとっては悲願のプラチナLTEであり、整備状況には注目しています。

ただドコモもauも広大なLTEエリアを複数の周波数でカバーし、キャリアアグリゲーションで超超高速LTEを実現する段階に入りつつあります。その点で言えばソフトバンクの状況は、また少し遅れてしまっていると言っていいかもしれません。auは数カ月以内に225Mbps(20MHz+10MHzのキャリアアグリゲーションで実現)対応のスマホを出すようで、まだまだキャリア間のエリア競争やスピード競争には終わりが見えません。

まあiPhoneに関して言えば、おそらく次期モデルも下りは150Mbpsが最大となる可能性は大いに考えられます。スピードは速ければいいというものではありませんが、速ければ出来ることが増えるのも確かです。高速化はモバイル通信の進化として重要であり、2015年もこの進化には注目していきます。

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