今年は実効速度の公表はないのか?iPhoneの通信速度進化を確かめたいのだが…

iPhoneをはじめとするスマートフォンの通信速度は競合企業との差別化につながるとして、大手通信キャリアは通信速度を独自に計測して公表していました。しかしこの独自調査は公平性に欠けると批判が多く、総務省が主体となって公平な調査方法が確立されました。第一回目の調査結果は昨年末に発表されましたが、今年はまだどこのキャリアからも実効速度は公表されていません

昨年ドコモは25日、KDDIとソフトバンクは29日に公表

総務省のガイドラインに沿った第一回目の調査は昨年の11月から12月にかけて実施され、ドコモの結果は12月25日、KDDIとソフトバンクの結果は12月29日に公表されています。しかし今年は28日になってもドコモ、KDDI、ソフトバンクは調査結果を発表していません。遅い企業でも明日には仕事納めとなります。明日公表されなかったとすれば、今年は調査が実施されていない可能性も出てきます。

docomo

docomoの昨年の実効速度

もう一つきになることに、昨年3キャリアの速度計測を実施した企業が今年の調査実施を公表していません。調査実施企業が変更された可能性はありますが、実効速度の測定が実施されていないかもと少し気になります。確かに通信速度はキャリア間競争の重要な指標ではなくなりつつあります。どこのキャリアでも安定した高速通信が可能になっており、それを費用をかけて調査するメリットがあるかどうかも絡んでくるのかも知れません。

実効速度の注目点はドコモの最高速度とauの上り

iPhone6sの仕様上の最高通信速度は下り300Mbpsだったのですが、iPhone7ではこれが450Mbpsにまで引き上げられています。このiPhone7の通信速度高速化に対応したのはドコモだけで、同社ネットワークの理論上の最高速度は375Mbpsまで向上しています。この最高速度の向上がドコモのiPhoneの実効速度にどれほど影響しているのか注目しています。

au

auの昨年の実効速度

またauの上り速度iPhone7から向上しています。auの上り通信速度は昨年の実効速度公表で他社に比べて極端に遅くて話題になったのですが、それがiPhone7ではWiMAX2+のキャリアアグリゲーションに対応したため少し改善しているはずです。僕も計測したのですが、上り通信速度は確かに速くなっています。これが実効速度測定の結果にどこまで反映されるかも注目しています。

uplink ca

アップリンクCAあり

いろいろ注目点はあるのですが、本当に公表されるのか、少し心配ではあります。

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