今日になってiPad Pro(12.9インチ)の品薄が報じられ、もしかしたら新モデルの発表が近い(5月にも?)のではないかとの情報が出てきています。ただ、一時期、Apple製品の新モデル発表直前に旧モデルの在庫が少なくなることが多くあったのですが、最近はこの法則が当てはまらないケースが増えています。
iPad Pro(12.9インチ)は慢性的に品薄
今日アメリカのネットメディアが「iPad Pro(12.9インチ)が品薄となり、もしかしたら5月に新モデルが登場するのでは?」と報じましたが、この情報の信ぴょう性は高くなさそうです。確かにApple Online Storeを見ると納期まで2-3週と表示されるのですが、そもそもiPad Pro(12.9インチ)は3月の新しいiPadの発表前からずっと品薄が続いていて、昨日今日に始まったことではありません。
iPad Pro(12.9インチ)はずっと品薄となっていたため、3月に新モデルが発表されるというのが大方の予想でした。が、結果は普及モデルのiPadのみの発表であり、最近は「品薄→新モデル発表」という流れが一般的ではなくなっています。なおiPad Pro(12.9インチ)が品薄なのは、それほど需要があるわけでもないものの、カラーや容量、通信方式が異なるモデルが多くあり、在庫リスクを減らすためにほぼ受注生産となっていることが原因とみられます。
Apple Watchのバンドは品薄→新モデル発表だった?
一方で3月の一連の発表の中でApple Watchのバンドについては、新モデル登場前に一部バンドが品薄(品切れ)となっています。そのため新バンド登場が予想され、それが的中した形でした。しかしこれも品切れは数ヶ月前から継続しており、もう入手不可の状態が続いていました。
Appleは数ヶ月前から生産を調整して新色のバンド投入に備えていたことになります。これらの事例を鑑みても、今回iPad Pro(12.9インチ)が品薄となったことで、5月にも新モデル発表という流れはあまり信用できそうにありません。
仮に5月にiPad Proの新モデルが発表されてしまうと、10月に期待される画期的なiPad Proの発表の可能性はかなり下がるでしょう。できれば5月には何も発表がないことを願います。