AirPodsはApple Watchと合わせて使うのがベスト

発売から5ヶ月、未だに品薄状態が解消されていないAirPodsですが、iPhoneで使う標準的なワイヤレスイヤホンとしての地位を確立しています。しかし操作性は低く、音量を下げるにしても、選曲をするにしても、全てSiriを経由する必要があります。この不便を解消してくれるのがApple Watchです。

iPhoneの場所は問わない

AirPodsを使って音楽を聴いているとき、もちろんiPhoneとはワイヤレスで接続されています。そのためカバンの中か、ポケットの中か、iPhoneはどこにあっても構いません。しかし音量の上げ下げを操作する時、選曲する時にはその自由さが不便にもなります。Siriの音声操作を使いにくい場所(電車内や喫茶店内など)では、いちいちカバンやポケットからiPhoneを取り出す必要が出てきます。

そんな時に便利なのがApple Watchです。Apple WatchのミュージックアプリはiPhoneと完全に同期しており、iPhone(AirPods)で再生中の音楽の音量の上げ下げプレイリストの選択次の曲へのスキップなどの操作が可能です。特に音量の上げ下げは竜頭でできるようになっているのでAirPodsのSiri経由でするよりもよっぽど簡単です。

AirPodsとApple Watch

このAirPodsApple Watchの組みわわせは音楽を聴く時だけで便利に使えるだけではありません。iPhoneがカバンの中にあっても電話(着信への対応、発信)もできれば、メールやメッセージの確認、返信(AirPodsからの音声入力も可能)も可能です。この組み合わせを有効に使えるようになれば、iPhoneの出番は減ります

ちなみにAirPodsウェアラブルディバイスとして評価する人もいます。その考えに乗れば、AppleはApple WatchとAirPodsという、ウェアラブルディバイスとして世界的なヒット製品を二つも抱えていることになります。このアドバンテージは、これから来るであろうAI時代AR時代に大きな武器になるはずです。