今朝の報道で「スマートホーム」なる単語を知りました。どうやらAppleがWWDCで発表するらしい新しいプラットフォームのようですが、一体なんなのでしょうか。
報道によれば、家電製品などがAppleの提供するプラットフォームで稼働するようになることを指し、このプラットフォーム上のディバイス、家電はiPhoneで集中管理できるようになるようです。例えば、iPhoneを持って家に入れば電灯が自動オンになり、家から離れればセキュリティシステムがオンになる。そんなイメージのようです。
このプラットフォームには監視カメラメーカーや総合家電メーカーが参加すると報道されていて、その参加企業の顔ぶれから上記の機能が予想されているようです。そのため詳細が具体事例はまだ出てきておらず、どこまで便利なプラットフォームになるのかは未知数です。
もしかしたら、この分野では日本の家電メーカーが一歩進んでいるかもしれません。スマホで帰宅前にエアコンをONにする、冷蔵庫の中身をみる、レシピを炊飯器に転送する、なんてのは既に商品化されています。しかしイマイチ広がりを見せません。これをAppleがどのように開拓していくのか興味は尽きません。
パナソニックはエアコンをスマホで操作 |
東芝は冷蔵庫の中をスマホでチェック |
Appleは基本的にアメリカ市場向けにプラットフォームを設計します。日本とアメリカの住環境、食文化、価値観の違いを乗り越えて、スマートホームが日本に浸透するでしょうか。すぐには無理だとは思いますが、プラットフォームに参加する企業が広がっていけば可能性も広がりそうです。
ただこの報道自体、飛ばし気味なのが気になります。本当にWWDCで発表されるか微妙なのも事実です。