IKEAがAppleと提携して進めているARアプリについて、同社幹部がコメントを出しています。現在開発中のARアプリはIKEA製品の購入検討時に、自宅での配置を再現するために利用されるとしています。
iPhone、iPadで家具配置を確認
IKEAの製品を店頭やカタログで買っても、実際に組み立てて家に置いてみると思ったより大きくて(存在感があって)違和感を感じることもあります。開発中のARアプリの助けを借りればそのようなミスを減らすことができ、また最適な色を選択することもできるでしょう。単純なARの利用方法ですが、有益なアプリになりそうです。
ただ実際にどのくらい精度の高いアプリなのか、気にはなります。例えばカーテンをAR内で設置した場合、サイズが合っているか、開けた時と閉めた時で部屋の明るさ、暗さなんかまで再現できれば、通販アプリとしてはかなり使えるアプリになるはずです。まだARアプリ自体に馴染みが薄いのですが、その第一弾としてIKEAのアプリの完成度は気になります。
家具の組み立てにも使いたい
IKEAの家具は基本的に自宅で組み立てるタイプです。それを説明書を見ながらというよりも、AR内で説明されながら、次の手順を教えてくれるようになれば、組み立てはもっと楽かもしれません。組み立てが苦手でIKEAの組み立てサービスを使っていた人も、簡単に組み立てられるようになればもっと安く家具が買えるようになるでしょう。
iOS 11とARKitでiPhoneとiPadは世界最大のARプラットフォームになります。今はそのプラットフォームをどう活用するか、手探りの段階でもあります。IKEAのARアプリは明確な用途と目的を持った、一つの先行事例になるでしょう。もしARの活用で通販売り上げが伸びるようなデータが出れば、通販サイトは一気にAR化していく可能性もあります。