Appleはここ最近、動画サイトなどで写真撮影のテクニックを解説した動画を公開しています。そしてそれらを「iPhone 7で撮影する方法」でまとめて公開しています。
暗い場所、逆光での撮影に強く
iPhone 7発売まで、iPhoneは他社のスマートフォンに比べて暗い場所での撮影が苦手でした。その為、他社のスマートフォンの発表会では決まってiPhoneと自社製品のカメラ性能の比較で暗い場所での写真が使われていました。しかしiPhone 7からは暗い場所でも、逆光でも、比較的鮮明な写真が撮れるようになりました。そこでもっと綺麗に写真を撮る為に「iPhone 7で撮影する方法」には簡単な説明が掲載されています。
光をうまく扱えるようになれば、きっと写真はもっと印象的なものになるでしょう。適当にシャッターボタンをタップする段階から、一歩進むだけで写真の雰囲気は大きく変わります。スマートフォンでもここまでの写真が撮れる時代になったということでしょう。またセルフィー（自撮り写真）の撮り方、加工の仕方も細かく解説されています。これもSNS時代、スマートフォン写真時代っぽいと感じます。
動画アプリ「Clips」はARで化けるか？
SNSなどで共有する動画を撮影するアプリとしてAppleが公開した撮影、編集、共有アプリ「Clips」はもうあまり話題になっていません。リリース当初からあまりダウンロードされなかったアプリですが、本当に見かけません。僕も試しに何度か動画を撮ってみましたが、操作性などにもう少し改善余地がある感じです。
しかしiOS 11、iPhone 8からはAR機能が強化されます。このAR機能を楽しむアプリとしてClipsが再構築されれば、もっと楽しいアプリになるかもしれません。現実と仮想の世界をiPhoneが結びつけ、それを動画として保存してSNSで共有する、そんな時代がもうすぐそこまで来ているのかもしれません。