Appleのティム・クックCEOもポケモンGOのAR+で遊ぶ

Appleのティム・クックCEOも先日から使えるようになったポケモンGOAR+で遊んでる様子をTwitterに投稿しています。ポケモンGOは世界中で遊ばれているアプリであり、そのアプリの新機能がiPhoneに来たとあって、AppleのCEOも告知のために一肌脱いだのでしょう

クックCEOのTwitterより

AR業界を牽引できるか

ポケモンGOのように多くのユーザーがいるアプリがARKitを使った機能を提供するのは初めてと言っていいでしょう。まだ他のアプリ同様にポケモンGOのAR+も荒削りの感は否めませんが、CEOの楽しそうな写真でも伝わるように、その可能性は大いに感じます。これからどんどんAR+は改良され、アプリの面白さを増してくれる存在になるのは確実でしょう。

AR楽しい、面白いと多くの人が感じることができればARKitを活用したアプリはさらに増えていくはずです。世界中に何億台も普及しているiPhoneで多くのARアプリが出てくれば、AppleはARの世界でも主導権を握ることも可能になるでしょう。ポケモンGOのAR+はAppleにとってかなり重要な存在だと考えられます。

ARアプリはまだこれから

iPhone 6s以降のiPhoneとiPad Pro、iPad(5th)以降に対応するARKitを利用して作られたアプリは多数リリースされています。しかしその殆どが実用的なものではありません。特にARを使う必要のないものも多く、ARならではの特徴を備えているアプリでも精度が低いため当初の期待ほど活用されているアプリは多くありません

このようなARアプリを取り巻く問題もポケモンGOAR+をきっかけに変わっていくことに期待します。多くの人がARに触れる、それがARがさらに近い存在になる第一歩になるのでしょう。もしARKitがAR普及で先導的な役割を果たせば、iPhoneはARを楽しむ標準的なデバイスという地位を手に入れられるかもしれません。