台湾メディアDigtimesがサプライチェーンからの情報として、3月にAppleが新製品を発表するとの記事を掲載しています。ただし同メディアの情報は玉石混在なのも事実であり、多くの人がこの情報には半信半疑といったところです。
昨年はiPad、iPhoneを発表
Appleは昨年3月にiPad（5th）、iPhone 7（PRODUCT）RED、iPhone SEのストレージ構成変更を発表しました。ただこれら発表はイベントを開催して発表したのではなく、同社サイトにプレスリリースを掲載しただけです。確かに発表された製品は、イベントを開くような目新しい新製品というよりも、既存製品のマイナーアップデートモデルであり、地味な発表も頷けます。
今年もDigTimes以外に3月に新製品が発表されると報じているメディアはありません。将来発表が予想されているFace IDを搭載したiPad Proは年末、iPhone SE 2も早くて5月の発売とされており、3月に多くの注目を集めるような新製品が発表される兆候はありません。なので今年も、仮に3月に新製品が発表されたとしても、既存モデルのアップデートモデルの発表にとどまる可能性はあります。
イベント開催ならそろそろ具体的な噂
Appleが新製品発表のイベントを開催するとすれば、約1ヶ月前には日程についての噂が出始めます。3月にイベントが開催されるとすれば、iOS 11.3やmacOS 10.13.4などもその席で発表されるでしょう。これらOSのリリース時期から考えると、3月中旬頃にイベントが開催されることになると予想できます。
3月中旬に新製品発表イベントが開催されるとすれば、もうまもなく日程や発表内容について、何らかのリーク情報が報じられる頃です。しかし現時点で3月にイベントの開催を示唆する情報は少なく、この辺りもDigTimesの情報に多くの人が半信半疑となっている理由かもしれません。