iOS 11.3はARKitの進化に期待

昨日iOS 11.2.5がリリースされ、次の更新は大きなアップデートと予想されるiOS 11.3です。iOS 11.3についてはAppleが更新内容を発表しており、数々の新機能の搭載が予定されています。中でもARKitの進化には期待が持てそうです。

AR

垂直面でのARにも対応

AppleはiOS 11.3の新機能としてARKitの進化をまず紹介しています。iOS 11から使えるようになったARKitですが、まだまだアプリがその機能を使いこなしていると感じる機会は少ないです。ポケモンGOがARKitを取り入れてAR+機能を12月にリリースしたのですが、これでようやくARを本格的に取り入れた大型アプリが登場したという段階です。

pokemon

iOS 11.3では水平面だけでなく、垂直面へのAR投影も可能になると紹介されています。これによって映画のポスター美術館の絵画施設の案内図街中の地図などをiPhoneの中で「拡張」することも可能になります。かなり利用範囲は広がっていくと思います。街中の観光案内図も単なる地図から動きのあるコンテンツになるかもしれません。

アニ文字も拡張

iOS 11.3では、ドラゴン、熊、頭蓋骨、ライオンの新しいアニ文字も加わり、計16種類のキャラクターが利用できるようになります。まだまだアニ文字は多くの人が使っているという状態ではないのですが、iMessageの魅力を高める一つの要因にはなっています。それがしようキャラクターの増加でさらに楽しくなれば、アニ文字を積極的に使う人も増えるでしょう。

ちなみにアニ文字はiMessageに使うだけでなく、画面録画機能を使って録画してメールに添付したりSNSに投稿することも可能です。暇なときに面白いアニ文字を作っておいてLINEやTwitterでのコミュニケーションに使うのも楽しいと思います。

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