「未発表のiPad」がiPad mini 5だったらいいんだが…

ユーラシア経済委員会のデータベースにAppleの未発表タブレットが登録されていることが判明しています。通常、このリストに登録されれば数週間以内に発表・発売となるので、まもなくiPadの新モデルが発表されるとの観測が浮上しています。ではどのようなiPadになるのでしょうか

低価格モデルとの情報

昨年12月に台湾のDigTimesが2018年に2万円台のiPadが発売されるとの記事を掲載しまし。もしこの情報が本当なら、今回リストに登録されたiPadはiPad Proではなく、iPad(5th)もしくはiPad mini 4の後継機種になるのでしょう。ただiPad(5th)は昨年の3月に更新されたばかりで性能的にも十分に使えるレベルです。

iPad(5th)は高い処理能力が必要なAR機能を使える機種にもなっており、この段階で新モデルが出てくることには違和感があります。ここは発売から2年半も経過し、性能面で現行機種に大きく遅れをとっていて、AR機能も使えないiPad mini 4の後継機種の登場に期待したいです。iPad miniは段階的に廃止されるとの情報が出ていますが、それを覆す新製品発表に大いに期待したいです。

低価格iPadの存在感

AppleはiPadのハイエンドモデルとしてiPad Proを販売していますが、実際にiPadの普及を支え、販売台数や売上を確保しているのはiPad(5th)という事実があります。低価格で買いやすくなったiPadは、多くの人に行き渡りつつあり、大画面で楽しめるコンテンツやアプリの販売にも繋がっていると推測されます。iPadが安くなった事でiPadを取り巻く環境は大きく変わりました

この傾向を確固たるものにするためにも、さらに安くて買いやすいiPadを出すことには意味があるでしょう。ただ安くするだけではなく、消費者に選択肢を提供するという意味で7.9インチディスプレイ搭載のiPad miniを更新するというのは有意義だと考えます。iPadファンとしてiPad miniの新モデルにはかなり期待します