iOS 11はiPadに革新的な進化をもたらすとして2017年9月に公開されました。それに続き、来年2019年に公開される予定のiOS 13もiPadに大きな変化をもたらす機能が盛り込まれるとの情報が出てきました。(Next Year’s iOS 13 Update to Feature iPad-Focused Upgrades Like Revamped Files App)
iOS 13 コードネーム”Yukon”
Bloombergの記者Mark Gurman氏はiOS 13に関する情報を手に入れたとし、その機能の一部を紹介しています。同氏によるとiOS 13ではiPadの機能向上に力が入れられていると、多くの機能向上が盛り込まれるようです。具体的にはMacOSアプリで使えるタブに似たアプリ内タブやSplit Viewマルチタスクモードで同じアプリを並べて使う機能、Apple Pencilの改良されていない改善が盛り込まれているようです。
2018年秋に公開予定のiOS 12は機能追加よりも安定性向上がメインとされているため、iOS 12に搭載予定だったものの一部がiOS 13に回された可能性はありますが、2019年にはiOS 11に続いてiPadが飛躍的に便利になる更新が実施されると予想されています。
2018年から2019年はiPadに注目
2017年に発売されたiPad 5thは価格を低く抑え、通常の使用で不便を感じない性能を備えるモデルとして登場しました。これでiPadとiPad Proとで用途による明確な住み分けが完成し、さらにiPad 6thでApple Pencilも使えるようになるなど、iPadの販売台数は拡大が続くと予想されます。
普及が進む中でiPad向けのiOS更新が実施されれば、さらにiPadが便利になり、家庭への普及が加速する可能性が出てきます。これまでスマートフォンを使ってしていたことが、より大画面のiPadの役割として再設定されるかもしれません。各家庭のリビングに1台、もしくは大人用と子供用に1台ずつiPadという時代になろうとしていると感じます。