AppleはiPhoneとiPadの好調な販売に支えられ、2018年度第2四半期(1月〜3月)は非常に好調な業績を記録しました。これらに加えて具体的な数字が発表されないApple Watchにとっても最高の四半期だったとアナリストがレポートしています。
Apple Watchは本格的な普及期に
昨年のApple Watch Series 3では待望のLTE対応となり、iPhoneが近くになくても、携帯電話通信圏内ならどこでもApple Watchがインターネットに接続して作動するようになりました。この機能がきっかけとなり、多くの人がApple Watchを購入したとされ、2017年10月から12月のApple Watchの売上高は過去最高を記録しました。
この勢いは2018年1月から3月にも引き継がれており、Apple Watchはこれまでの第1四半期で最高の売上高を記録したとヨーロッパの独立系アナリストが推計しています。このアナリストは2018年第1四半期のApple Watchの販売台数は400万台を超え、前年比で2倍近い成長を遂げたと分析しています。他の情報でもApple Watch Series 3の販売は好調とされており、Apple Watchの販売に加速がついてきたことは間違いなさそうです。
Apple Watch update. 46 million sold. User base likely 40 to 43 million. pic.twitter.com/BHdt0oOsB3
— Horace Dediu (@asymco) 2018年5月2日
ユーザー数は4,000万人を突破
Apple Watchはこれまで累計で4,600万台が販売されていると推計され、ユーザー数は4,000万人から4,300万人に達すると予想されます。これだけユーザー数が増えれば、Apple Watch周辺産業とも言えるアクセサリーやアプリも収益性の高い分野になりつつあるでしょう。そうなればさらに多くの業者が参入し、Apple Watchをさらに便利にしてくれるはずです。
2017年末から2018年、Apple Watchは本格的な普及期に入ったと思われます。確かに周辺を見てもApple Watchをつけている人を見かけるのは日常になりました。Apple PayはiPhoneよりApple Payの方が便利に使えます。それ以外にも電話、メール、iMessage、LINE、Apple Music程度ならApple Watch単独でも十分にできるようになりました。
Apple Watch Series 3から、Apple Watchは急速に便利になっています。その便利さがApple Watchの普及を支えているのは間違いないでしょう。