Apple株、好決算を受け時間外取引で急伸 時価総額1兆ドル目前に

Appleは2018年度第3四半期の決算を発表しています。決算からは同社の業績の順調さ、将来的な成長余地が示されたと解釈され、Appleの株価は時間外取引で4%程度の上昇し、史上最高値を記録しています。株価上昇を受けてAppleの時価総額は9,500億ドルを突破しており、1兆ドル目前のところまで来ています。

100ドル突破から4年

Appleの株価は2014年8月に100ドルを突破して、そこから多少の上下はあるものの一貫して上昇を続けて来ました。2014年といえばiPhone 6/6 Plusが発売された年であり、最新モデルに複数のディスプレイサイズが初めて用意された年でもあります。iPhone 5sからさらに大きくなったディスプレイを搭載することには賛否両論があったのですが、今から思い返せばディスプレイサイズの大型化は当然だったと言えそうです。

その後もAppleはApple PayApple WatchApple MusicAirPodsと立て続けに新製品を発売し、新サービスを開始しています。どれも発売当初、開始当初には一部に懐疑的な見方があったのも事実であり、Apple Watchについてはようやく成功への道筋が見えて来た段階です。とは言え新製品、新サービス既にAppleの業績拡大で重要な位置を占めており、Appleのここ数年の成長(株価上昇)の原動力になったのは間違いありません。

ちなみにティム・クック氏がCEOに就任してから、株価は約4倍になっています。クック氏のCEO就任当初はカリスマだったスティーブ・ジョブズ氏と比較されることが多かったのですが、現経営陣によってAppleはジョブズ氏の時代とは比較できない企業になりました。そして今後もまだまだ変化して成長していくでしょう。一ファンとしてこれからAppleがどんな製品を発表していくのか、非常に楽しみです。