Apple Pay向けサービス「Mizuho Suica」開始 オートチャージ非対応は残念

8月1日、みずほ銀行はJR東日本と提携してApple Pay向けの「Mizuho Suica」サービスを開始しました。みずほ銀行の口座があればすぐにApple Pay内でMizuho Suicaカードが発行され、登録した口座から直接チャージできるようになります。これでSuicaへのチャージ方法はクレジットカード現金口座引き落としの3種類が使えるようになりました。

Mizuho Suica

Apple Watchでも利用可能

Mizuho Suicaはみずほ銀行の口座を持っていれば、5分程度で発行が完了するApple Pay専用のSuicaです。実際に作ってみましたが、5分もかからずにApple PayにMizuho Suicaが追加されました。ただ普段使っていない残高0円の口座を登録したため、一度チャージエラーが表示されたのですが、それでも5分もかからないほど簡単です。

Mizuho Suica

このMizuho SuicaはiPhoneだけでなくApple Watchにも登録できて、エクスプレスカードとして設定することもできます。また通常のSuicaと同様にApple Payや店頭でもチャージできるので、口座からの引き落としに対応してチャージ手段の増えたMizuho SuicaをメインのSuicaにするのも悪くはないでしょう。

ただJR東日本がSuicaアプリ内で提供する特急券やグリーン券と連携させることはできません。この機能を頻繁に使うなら通常ほSuicaを使うべきでしょう。

オートチャージ非対応

銀行口座から直接Apple Pay内のSuicaにチャージできるのはMizuho Suicaの大きなメリットです。ただオートチャージには対応しておらず、これまで通り事前に利用分のチャージが必要です。オートチャージが可能ならMizuho Suicaはさらに便利になるはずなので、非対応はかなり残念です。

suica

今のところ、オートチャージと組み合わせてApple PayのSuicaを使うにはVIEWカードを使うしかないのですが、こちらも関東圏(と仙台と新潟)の鉄道の自動改札にタッチした時に一定金額が自動でチャージされる方式で、小売店などのでの利用が増えた現状では使い勝手はそれほどよくありません。ぜひMizuho Suicaオートチャージに対応させて、全国のユーザーがより便利にSuicaを使えるようにしてもらいたいです。

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