iPadとiPad miniに関する情報が増えてきています。Appleがユーラシア経済委員会に未発表のiPadを複数モデル登録していることが判明しただけでなく、先日公開されたiOS 12.2の最初のベータ版にも未発表のiPadを示す表記が存在していることが明らかになっています。
11.1、11.2、11.3、11.4
iOS 12.2の最初のベータ版は先日開発者向けに公開されたのですが、その中からまだ発表されていないiPadの番号が4種類(11.1、11.2、11.3、11.4)発見されています。おそらく時期的にiPad Pro
Appleは昨年、一昨年と春にiPad(9.7インチ)の新モデルを発表しており、今年も春(iOS 12.2の正式版リリース時期)に次期モデルを発表するのかもしれません。この発表に合わせて長く更新されてこなかったiPad miniの次期モデルが発表されるとの観測も浮上しています。iPadとiPad miniのWi-Fi版とWi-Fi+セルラー版が発表されるとすれば、識別番号の数と合致するので可能性はかなり高まったと考えられます。
ちなみにiOS 12.2のベータ版ないから、これらのモデルがFace IDに対応するとの表記は見つかっておらず、これもベータ版内の識別番号がiPadとiPad miniの新モデルを示している傍証となっています。
iPad miniは復活するか?
2017年夏ころ「iPad miniは段階的に終了に向かう」と報じられました。その報道を裏付けるように、AppleはiPad mini 4の販売は続けるものの、一向に新モデルへの更新を行ってきませんでした。多くのiPad miniファンが諦め掛けていたのですが、最近になってイベントでもAppleがiPad miniに言及することが出てきて、iPad miniについて何らかの方針転換があったと捉えられています。
iPad miniは持ち運びしやすく、PPIが高くて画面は鮮明で、外で動画や電子書籍、画像を見るのにぴったりのデバイスでした。またカバンへの収まりもよく、カバーをつければ手帳のように使うこともできました。そのためiPad miniにはファンも多く、次期モデル発売となればある程度ヒットする機種になるのは間違い無いでしょう。またApple Pencilに対応すれば、手帳としての使い方にさらに可能性が広がり、新たなファンを獲得できるかもしれません。